2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 「調べ物」ちうです

自分の補論の課題として、近世日本の伏見稲荷社における社家の役割と稲荷信仰の位相を自分なりに調べている最中です。まだ色々調査しなければならないので、現段階では何にも言えませんが、8月の半ばまではそれで潰れそうな予感です。

 荷田春満「創学校啓」(p332「犬馬の年」〜p334「今の人偽造是多し」まで)

レジュメはリンクをクリックすればダウンロードできます。【意訳】 私の年齢は、まだ六十にも達しておりません。だからといってなぜ、私が今日では美しかったものが、時を経ると醜くなることさえ知らないなどといえるでしょうか。また後進の有能で知識のある…

 荷田春満「創学校啓」史料精読(第二回)

参加者は三名(岩根・松川・田中)。今回の報告では引き続き史料を意訳し、加えて論点の提示と分析を行った。意訳の部分の指摘については、とりわけ荷田春満が批判する「神道家」とは具体的にどのような人々を指しているのか、という質問が出た。報告者の私…

 日時変更のお知らせ

次回の読書会は、7月22日(金)13:00〜14:30までの予定です。諸般の都合で、時間が限られていることもあり、史料精読と担当箇所で私が気づいた論点を提示する簡単なものにしました。調べなければならない課題は次回の読書会の時に改めて行おうかと考えていま…

 近世国学の展開と荷田春満の史料的研究

リンクはここををクリックすればサイトに飛びます。サーフィンをしていたら、見つけました。『新編荷田春満全集』が國學院大學が総力を挙げて刊行事業として進んでおり、全巻出たことは知っていたのですが、私の大学図書館には検索してもありませんでした。…

 「写経」ちうです

古文を現代語訳にするのは、大変骨が折れる作業です。反語というのがありますが、政治家さんくらいしか現代では使いません。「私が事実に反することを言ったというのであれば、見方や立場にもよるがそれ自体はあながち嘘とは言えない。(はいそうです、私は…