竜温「総斥排仏弁」第18回史料精読討論要旨

今回は、前回に引き続き、正司考祺への反駁が展開されていた箇所を読んだ。質疑ではまず訳文の検討が行われた。また、近世仏教史研究において、江戸時代中期の仏教界をめぐる研究動向は、未だに空白な部分が多いのではないか。また、近世日蓮宗の問題についても合わせて質疑が行われた。

文責:岩根卓史